YUH TAKUNO

 

凄い女と出会ってしまった。

YUH TAKUNOと会う度に、僕はいつもそう思ってしまう。

まず、何の面識もないファンダンゴに「私に絵を描かせろ」と、いきなり飛び込んで来た時のその目に魅かれた。次に、自分の今やってる事や今からやりたい事を早口で捲し立てる、その自信に満ち溢れた言葉に魅かれた。

次に、初めて一緒に酒を飲み交わした時のその豪快な飲みっぷりと次々に飛び出すユーモアの数々に魅かれた。

そして、いつの間にか彼女が描く世界に惚れてしまっていた。

出会ってからそんなに年月は経ってないはずなのに、

彼女と話しているとずっとずっと昔から遊んできた仲間のような錯覚に陥ってしまう。

それは、それほど彼女が濃密に真剣に人と接している証拠なのだろう。

僕から言わせれば、彼女がキャンパスに向かっている時の姿勢は、芸術家というよりは格闘家なのだ。

彼女は常に目の前のキャンパスと戦っているのである。

そして、彼女は目に見えないキャンパスとも常に戦っているのである。

だから、彼女はあんな魅力的な目をしているのだと思う。

僕たちは凄い女と出会ってしまったのだ。

(堺ファンダンゴ代表/加藤鶴一)

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